「http://manapedia.jp/」より引用
目次
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皆さん、こんにちは、管理人です。
以前の記事で
小倉清三郎について、少し触れました。
小倉清三郎が出てくる記事はコチラから↓
【マメ知識】自慰行為について
キリスト教の価値観として「オナニー = 悪」であるということは明らかになりましたが、他の宗教についてはどうなのでしょうか?
今回は、キリスト教を含む、他宗教の「性行為に対する価値観」を御紹介したいと思います。
世界三大宗教の性価値観
「http://www.marriage-intheworld.info/」より引用
世界中に広がっている多くの宗教の中でも世界三大宗教とまでに呼ばれている宗教は、その名の通り三つしか存在しません。
- キリスト教
- 仏教
- イスラム教
これら三つの宗教は、信者の数も確かに多いですが、三大宗教と呼ばれているのは「信者の数が多いから」というわけではなく、信者のいる国・地域が世界中にあるからだと言われています。
それでは、順番にこれら3つの宗教の「性行為に対する価値観」を御紹介していきます。
キリスト教
「http://blog.livedoor.jp/」より引用
日本における「オナニー = 悪」というイメージ払拭に尽力した偉大なる人物「小倉清三郎」も信者であった宗教です。
詳しく調べてみた結果一般的にかなり間違った解釈が行われていることに気づかされました。
・・・何を隠そう私もその一人でした・・・そしておそらく、小倉清三郎もまた・・・間違った解釈を行っていたのです・・・。
てっきり、キリスト教にある普遍的な考え方の一つとして「オナニー = 悪」だと思い込んでしまっていました。
管理人は無宗教ですが、それほどまでに「宗教は性行為について厳しい」という先入観があったのです。
「オナニーを禁止していない」ということについて、詳しく説明すると・・・
- 恋愛感情を起点とした「性欲」「相手を求める心」は「汚れ」としてカウントされず、むしろ「祝福」に値する。
- NGとされているのは「恋愛感情」を起点とせずに「相手を性処理の道具として見ること」
つまり、わかりやすくまとめると・・・
- 「あの子が好きだからオカズに使ったろ!」→ OK
- 「おぉ~メッチャいい体してんなぁ~アイツ・・・せや、オカズにしたるわw」→ NG
という、かなり微妙な線引きだということがわかりました。
ということで「オナニー全てが悪ではない」ということなんです。
おそらく「オナニー全てが悪」だと以前、世間に広く認識されてしまっていた理由としては・・・
これが一番大きな理由だと考えられます。
なぜ「オナン」は断罪されてしまったのか?
それは彼が、セックス中に「膣外射精」を行ってしまったためです。
キリスト教では・・・
- 生殖(子作り)目的のセックス → OK
- 快楽を求めたセックス → NG
と考えられています。
よって、キリスト教で良しとされるセックスの最後は全て「膣内射精」が基本なのです。
ですから「膣外射精」を行ったオナンは断罪されてしまったわけなんですね。
これが分かれば、なぜ「オナニー = 悪」という風潮が日本で広まってしまったのかも理解できます。
先ほども述べましたが「世界三大宗教」は世界各国に広く分布しています、それは日本も例外ではありません。
アメリカほどではないにしろ、日本にもキリスト教信者は決して少なくはありません。
つまり・・・
この流れから「オナニー = 悪」だと広まってしまったのだと考えられます。
仏教
「http://jin115.com/」より引用
日本という国内だけで見れば、おそらく前述したキリスト教よりも信者の数が多い宗教・・・それが「仏教」です。
「世界三大宗教」には、性行為に関する部分でいくつか似通った部分があります。
それが「限定的な条件下であれば、性行為は許容されている」という点です。
仏教について述べますと・・・
- 一般的な信者については「セックス」「自慰行為」は禁止されていない(ただし他人の妻に手を出すのはNG)
- 出家者に関しては「性欲の抑制」が求められており、修行が完成した人(悟りを開いた人)以外は性行為全てが禁止される
仏教における性行為は「出家者」にのみ縛りがきつく「一般的な信者」については、無宗教の人と何ら変わりのないものだということが分かりました。
(他人の妻に手を出すことは、宗教に関係なくNGですしw)
イスラム教
「https://www.google.co.jp」より引用
最後に御紹介する世界三大宗教は「イスラム教」です。
「キリスト教」「仏教」については「確かに!」と全面的に賛同できるということは無かったものの「わかる」「まぁ、わかる」レベルの賛同はできそうなものでした・・・。
しかし、調べてわかりましたがイスラム教は一味違いましたよ・・・。
それでは、イスラム教の性行為について紹介していきます。
- 結婚するまでは「性行為禁止」(セックスNG、オナニーは可能)
- レイプは「性行為」に含まれない
- 「結婚するまでは、セックスしてはいけません」← わかる
- 「でも、性欲は溜まるものだからオナニーは許容する」← まぁ、わかる
- 「レイプは性行為じゃないから、いつでもOK!」← は?
そう、そうなのです・・・。
結婚後は勿論セックスしても良いわけなんですが、結婚前に禁止されている「セックス」は「男女が合意した上でのセックス」という条件を持って、はじめてNGとなりえるのです。
では「男女の合意がない上でのセックス」・・・つまり、レイプは当てはまらないということになるのです。
加えて、イスラム教の考え方では、日本で言う「男尊女卑」なんて比べ物にならないくらいの男尊女卑社会ですから・・・
となってしまうんです。
つまり、基本的にレイプしても男性の方は罪に問われないんですね。
結論
日本という国は、全世界を見渡してもかなり珍しい部類に入る「無宗教の人が多い国」なんだそうです。
宗教について調べてみて思いましたが、現代だけでいえば無宗教が一番なのではないでしょうかw
というのも、例えば女性の方だったら「イスラム教」に入信したいとは思いませんよねw
男性だって、いちいち自分のオナニーやセックス事情について縛られたくはないですよね。
おそらく日本人に聞けば、ほとんどの人が「無宗教でいいやw」となるでしょう。
では、なぜ「そんな宗教は存在するのか?」ということになりますが、昔宗教というのは「教科書」であり「道標」だったのです。
今回は、性行為だけについてピックアップして各宗教の特徴を述べましたが「宗教の教え」全体から見れば、これはほんの一部にしか過ぎません。
- 「人を殺してはいけません」
- 「他人の物を奪ってはいけません」
- 「助けてもらったら、ありがとうといいましょう」
全部、現代で言えば「当たり前」のことです。
ですが、昔はそうではなかったのです。
これらを現代の一般的な価値観にまで持っていったのが「宗教」という存在だったのです。
決して、何らかの宗教に入信している人を批判しているわけではありません。
ただ、日本という国に限定して言えば「法も整備されている」「教育する体制も整っている」と個人的には思いますから、日本が無宗教の多い国であるというのは、理解ができました。